無印良品から発売されている折りたたみコンテナは「ポリプロピレンキャリーボックス」と呼ばれるもので、フタを上から被せるタイプのフタ別体型の折りたたみコンテナになります。
ポリプロピレンとはプラスチック素材のことで、略してPP(PP樹脂)と呼ばれるもの。業界用語では「PPコンテナ」「PP折りコン」「PPオリコン」などされる箱のことです。
PP樹脂とは炭素と水素で出来る樹脂、引っ張り強さ、ストレスクラッキング性、透明性などの点において優れた樹脂で軽量、絶縁性にも優れていることから物流や倉庫の現場で使われる折りたたみコンテナのほとんどがPP素材になっています。
無印良品の折りたたみコンテナのスペックを見ると、大サイズの30Lタイプは以下の通り。
このスペックで税込1490円は普通といった評価、30Lサイズの折りたたみコンテナで考えると若干高いかも…?といった価格帯になっています。
スペック表で見るところはフタ・最大積載量・最大積み重ね段数の部分で、積載量約7kgは価格から考えてもかなりのハイスペック!といいたいところですが、30Lサイズで高さが210mmなので普通です。
それを現しているのがスタッキング数(最大積み重ね段数)が8段の部分。
折りたたみコンテナで最大スタッキング数8段を見ると驚くレベルの強度と安定性なのですが高さ210mmでは8段スタックでも1680mm(168cm)
箱自体が小さいので、これぐらいの高さなら8段でもアリかな…といったところです。とはいえ170cm近いスタッキング高さになると、女性では手が届かない可能性も。
30Lの小さい箱なのでスタッキングのバランスを考えると6段(126cm)ぐらいでやめておいた方がよいかなと思える折りたたみコンテナです。
フタについては折りたたみコンテナの上にのせるだけの被せ式ですが、一般的に被せ式のフタが別売りで考えるとこの価格でフタ付きはお買い得になります。
無印良品 ポリプロピレンキャリーボックス・折りたたみ式は半透明タイプなので、家庭などでそのままスタッキングすると生活感丸出しになることからクロゼットや押入れの中に設置するような使い方がベストかもしれませんね~!
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